歯科コラム

【院長コラム】歯茎の黒ずみcolumn

2023.05.03

西宮市にあるつきのもり歯科クリニックでは、虫歯治療や歯周病治療などの保険適用の一般診療から、インプラントやセラミックを用いた審美的歯科治療などの自費診療にも対応している歯医者です。また、一生涯ご自身の歯で生活を送っていただけるように予防歯科にも力を入れております。

このコラムでは、歯に関するいろいろ情報をお届けしていきたいと考えています。

今回は“歯茎の黒ずみ”についてです。

歯茎が黒ずむ原因は?

成人の約50%が、歯茎に黒ずみを感じていると言われています。

ここでは、歯茎の黒ずみの主な原因について大きく分けて4つあります。

・メラニン色素が沈着

・長年歯の治療で差し歯や被せ歯をしている場合、歯茎に金属が溶け出し蓄積

・喫煙

・歯周病

歯茎の黒ずみを放っておくのは危険です。歯周病と金属の詰め物は注意が必要です。

あなたの歯茎は健康ですか?

歯茎が健康であることは、見た目の美しさだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼします。そこで、ご自身で歯茎の健康状態をチェックしてみましょう。

・全体的に薄いピンク色

・シミがない

・歯がしっかり密着している

・引き締まっている

・血が出にくい

・歯茎が下がっていない

・歯と歯の間がきれいな三角になっている

 

チェックが多くついた人は、健康な歯茎と言えるでしょう。日本人の多くは歯周病ですので、これら全てにチェックをつけることができる人は少ないかもしれません。

歯茎の黒ずみ対策

歯茎の黒ずみの対策には、対症療法と根本治療があります。大切なのは、この両方を行うことです。ここではそれぞれについて詳しく解説をしてゆきます。

対症療法

メラニン除去:薬品を黒ずみの部分に塗った後でレーザーを当てる方法です。針で刺されたような痛みを伴うことがあります。(自費診療)

ガムピーリング:歯茎に薬剤を塗り、表面をピーリングする方法で1〜2週間できれいなピンクの歯茎になります。多少ヒリヒリと痛む場合もあります。(自費診療)

根本治療

対症療法でピンクの歯茎を手にいれたら、それを保つためにも、黒ずむ原因の根本治療もきちんと行います。

金属の詰め物などを除去:差し歯や被せ歯を金属製のものからオールセラミック製のものに変えることで金属が溶け出すことを防ぎます。

禁煙:喫煙したままではまた同じように色素沈着をおこしてしまいます。きれいな歯茎を保つためにも禁煙をお勧めしています。

歯周病や虫歯の治療:歯の奥が虫歯などで黒くなっている場合、歯茎を通して黒く見えてしまう場合があります。

まとめ

歯茎がきれいでピンク色をしていると、とても健康的に見えます。

「仕方がない」「時間がないから」などと我慢せずに、一度西宮市のつきのもり歯科クリニックにご相談ください。

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