西宮市のつきのもり歯科クリニックは、一生涯ご自身の歯で生活を送っていただけるように予防歯科にも力を入れております。今回は“今日から始める虫歯予防の生活習慣!”についてお伝えします。
赤ちゃんに虫歯菌を移さないようにする
スキンシップや日々の育児の一環として、赤ちゃんに口移しや同じスプーンで食べ物を与えたり、キスをしたりしていると、虫歯菌がいっしょに移ってしまいます。赤ちゃんの虫歯感染を減らすためにはご家族のお口の中を清潔に保つことが大切です。
虫歯の原因は?
歯についた食べカスや歯磨きでとれなかった磨き残しなどが、口の中の細菌と混じり合ってできるプラーク(歯垢)という細菌のかたまりが、虫歯の原因です。このプラークをいかに取り除くかが、虫歯予防で大切です。
このプラークは、時間の経過とともに酸を出すようになります。この酸が歯の表面を溶かすことで、歯の再石灰化がしにくくなり、虫歯になるのです。
規則正しい食事が虫歯を防ぐ
だらだらと食べる食習慣はやめましょう。
・1日の飲食の回数が増える
・甘い飲み物が好き
これらの習慣が口の中を酸性にしてしまい虫歯の原因になります。
食べ物はしっかりとよく噛む
食事をするときは、しっかりと噛むことを心がけてください。
ものを噛むと、唾液腺が刺激され唾液が出ます。
唾液には、食べ物の消化を助ける作用があり、抗菌作用もありますので虫歯を防ぎます。
歯磨きができないときは、ガムやうがいだけでもOK
つきのもり歯科クリニックでは、毎食後の歯磨きをおすすめしていますが、外出先などで歯磨きがすぐにできないときは次のことをお伝えしています。
・キシリトールがはいったガムを噛んで、唾液分泌促進と歯の再石灰化を促す
・口の中に食べカスを残さないようにするために、うがいをする
喫煙している人は虫歯や歯周病になりやすい
たばこを数本吸っただけで、人が1日に必要とするビタミンCの量を破壊し、歯茎はプラークが付着しやすく、虫歯の温床になります。
さらに歯垢や歯石に加え、喫煙は口の中を乾きやすくするので、虫歯や歯周病を誘発しやすくなります。
たばこを吸わない人も、受動喫煙で虫歯になりやすいといわれていますので注意が必要です。
虫歯予防にフッ素を活用しよう
虫歯予防にはフッ素が非常に効果的です。
歯医者さんで塗布するような高濃度のフッ素だけでなく、薬局やスーパーなどで市販されている歯磨きの後に使う「フッ素配合ジェル」や「フッ素配合の歯磨き粉」なども、プラーク中の細菌の活動を抑える効果があります。